トップページ > スキンケア講座「間違いだらけのクレンジング」

肌を綺麗に見せるために、ファンデーションは必須の化粧品です。しかし肌の「外側だけ」を綺麗に見せるだけで満足していませんか?最近、充実し始めているのが、プラセンタヒアルロン酸といった美容成分をたっぷり配合したファンデーション=美容液ファンデーションです。肌の「外側」も「内側」も綺麗にしてみませんか?

美容液ファンデーションと共に始めるスキンケア講座

間違いだらけのクレンジング

海外に行く時の楽しみの一つが免税店の化粧品コーナー。日本では未入荷の化粧品をチェックできたり、日本で発売されている化粧品も税抜き価格で購入できたりするので、ついつい時間を忘れて入り浸ってしまいます。皆さんの中にも海外で化粧品を購入されたことのある方がいらっしやるかと思いますが、欧米のクレンジング剤の説明書には日本では書かれていない文章があることをご存じでしょうか?

「クレンジング後は化粧水で肌を整える」

そう、欧米では、ダブル洗顔は不要とされています。

クレンジング剤と洗顔剤には洗浄力の強い成分(洗浄成分)が多く含まれていて、肌にいいものではありません。ですが、日々のメイク、日焼け止め(ファンデーションとほぼ同じ成分が含まれています)を落とすために、クレンジングはなくてはならないものです。最近のクレンジング剤は洗浄効果が大変優れているので、これだけで十分汚れは落ちます。

にもかかわらず、その後に同じ成分の入っている洗顔剤を使うと、必要な皮脂までも洗い流してしまい、結果、敏感・乾燥肌を招くことになります。クレンジング剤で落ちなかった残りの汚れを洗顔剤で落とすというのは、例えるならば、油と食べ物で汚れたお皿を食器用洗剤で洗った後、もう一度石けんで洗い直すようなもの。これこそ、「日本の常識、世界の非常識」です。

では、正しいクレンジング剤の選び方を紹介します。洗浄成分の多い順にクレンジング剤を並べていくと以下のようになります。

1.クレンジングオイル(20〜40%の洗浄成分含有)
2.クレンジングクリーム(10〜20%)
3.クレンジングミルク(5〜15%)
4.クレンジングジェル(5〜10%)

洗いすぎは肌を傷めてしまう原因となるので、クレンジングオイルの毎日の使用はおすすめしません。これを見ると、クレンジングシェルが一番いいように見えますが、洗浄力が弱いために洗い残しが気になり、さらにテクスチャー(のび)の悪さが原因で肌をこする可能性があります。私はメイクや皮脂などの汚れが十分に落ちる洗浄力とテクスチャーのバランンスから、クレンジングクリームの使用をおすすめしています。

もう一つ大事なことがあります。もともと肌によくないとわかっていながら、絶対に使用が欠かせないクレンジング剤は、その強い成分が肌に浸透しないよう、大きな粒子で構成されています。つまり、クレンジング剤にその他の有効成分、例えば美白成分、保湿成分、アンチエイジング成分などが配合されていても肌に浸透しません。

そのため私はクレンジング剤に高いお金をかけるのはナンセンスだと思っています。といっても、クレンジング剤のテクスチャーや使用感はとても重要ですので(肌をこすることは絶対に避けないといけません)、メイクなじみや洗い流した後の感触などにこだわることは大切です。

参考になさってください。

なお、お肌に人一倍気を使っている方や、アンチエイジングに関心がある方の支持を集めているのが、プラセンタやコラーゲン、ヒアルロン酸などを配合した「美容液ファンデーション」です。

見かけの美しさを整えると同時に、肌そのものを美しくしてくれるファンデーションというコンセプトのもと、ファンデーションの中に美容液の成分を一緒に含めることでメイクと同時にスキンケアができる仕組みです。

スキンケアを気にされるなら、メイク中のスキンケアにもトライしてみてはいかがでしょうか。

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