肌を綺麗に見せるために、ファンデーションは必須の化粧品です。しかし肌の「外側だけ」を綺麗に見せるだけで満足していませんか?最近、充実し始めているのが、プラセンタやヒアルロン酸といった美容成分をたっぷり配合したファンデーション=美容液ファンデーションです。肌の「外側」も「内側」も綺麗にしてみませんか?
美肌への関心が高まるにつれ人気が拡大しているのが、美容液の成分を配合した「美容液ファンデーション」です。
ファンデーションはお肌に直接つけるため、どうしても負担がかかります。そんなお肌の負担を軽減し、見かけの美しさを整えると同時に、美容液成分によって肌そのものを美しくしてくれるのが美容液ファンデーション、というわけですね。ファンデーションの中に美容液の成分を一緒に含めることでメイクと同時にスキンケアができる仕組みです。
では具体的にこうした美容液ファンデーションの主成分となっているものは何でしょうか?
実はこうした美容液成分というのは1種類ではなく、製品によって様々なお肌によい成分が含まれているわけですが、今回はその中でも代表的な美容成分である「アロエ液汁」を取り上げたいと思います。
保湿成分としてだけでなく、万能の薬効成分として有名な「アロエ」ですが、どういう成分なのでしょうか?
アロエとはユリ科の植物で、多肉植物ですが、その名の通り著しい多肉が特徴です。いくつかの種類がありますが、日本で幅広く栽培されているのは「キダチアロエ」という種類です。葉から取れる液汁を飲むと胃腸や喘息に効くといわれています。
また、飲む以外にも液汁を切り傷ややけどあかぎれにつけると効果があると言われており、その様々な薬効から「医者いらず」と言われることもあります。
ちなみに全てのアロエの葉汁に薬効成分が含まれているわけではなく、むしろ上記の「キダチアロエ」のように一部のアロエに限られるので注意が必要です。
ではそんな多くの薬効があるアロエですが、美容液成分としてはどういう働きがあるのでしょうか?
それは「保湿効果」ですね。アロエの液汁に含まれる主な成分はムコ多糖=ムチンと呼ばれるネバネバ成分です。このネバネバ成分を傷口にぬると多糖類が皮膚に膜を作り、天然の包帯のような役割をして回復を早めてくれるわけですが、健康の皮膚にぬってもやはり天然のバリアとなり、皮膚が乾燥するのを防いでくれるほか、肌荒れなどを抑えてくれる効果があります。
こうした効能により、アロエの液汁は美容液の成分として重宝されている、というわけです。
ご興味がある方はぜひ利用を検討なさってください。
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