肌を綺麗に見せるために、ファンデーションは必須の化粧品です。しかし肌の「外側だけ」を綺麗に見せるだけで満足していませんか?最近、充実し始めているのが、プラセンタやヒアルロン酸といった美容成分をたっぷり配合したファンデーション=美容液ファンデーションです。肌の「外側」も「内側」も綺麗にしてみませんか?
美養ファンデーションと共に始めるハーブと美養講座
具体的な天然の美養成分について解説していきます。
今回は「ヤグルマギク」です。
学名は「Centaurea Cyanus」、別名コーンフラワーです。
植性はキク科の一年生植物で、下の葉は羽根状全裂しますが、上の方の葉は線形で白い綿毛があります。5〜7月に青い花が咲きます。
採取は茎ごと花を取ります。
利用部分は花です。
乾燥法は茎を束ね、逆さに吊るし、メッシュ袋に入れて花を拾いやすくします。
浸出液は熱湯カップ1、ドライハーブ(花)小さじ1の割合です。
利用法はアイパッティング、アイローション、へアーリンスです。
美養効果は消炎効果、髪の毛を濃くします。
昔はヨーロッパの小麦畑の雑草としてどこにでも見られていました。
学名のケンタウレアは、ギリシャ神話に登場する半人半馬のキロンが、矢で射られ負傷したのをヤグルマギクで治したことに由来します。
また、ツタンカーメン王の墓からもヤグルマギクがでているといわれます。
フランスにオ・ド・カヌルネットというヤグルマギクのコロンがありますが、これは目の洗浄に効果があります。
ヤグルマギクのアイローションは目の疲れ、ハレに効くローションです。
初夏の花を摘み取り、乾燥させて夏、特に残暑の頃の目をいたわってあげましょう。蚊取り線香の煙、プールの消毒剤などで目は疲れています。
ヤグルマギクに熱湯をかけ、そのままフタをして冷まします。サラシ布でこして、口の細い小ビンに入れて、冷蔵庫で保存します。
あるいは小鉢にたっぷり入れて、洗眼してもよいでしょう。
ヤグルマギクのヘアーリンスは髪の毛を濃くする効果があるため、北欧では昔から、髪の色の薄い人、白髪の人々が用いてきました。
ヤグルマギクに熱湯をかけ、浸出液を作ります。冷めてからサラシ布でこして、リンゴ酢を加え不用のシャンプ一容器などに入れて使用します。
2回分の量です。洗面器にこの浸出液を入れ、湯で薄めて使用しますが、リンス後は、髪は洗い流さずにタオルで水分を拭き取りましょう。
参考になさってください。
なお、このような天然の美養成分と同時に考えたいのが美養に貢献してくれるファンデーションの利用です。
最近ではプラセンタやコラーゲン、ヒアルロン酸などが配合された「美養ファンデーション」が販売されています。
メイクと同時にスキンケアができる仕組みで、合理的ですね。美養したいのなら、ぜひこうしたものも活用してみてはいかがでしょうか。
>>>美養ファンデーション比較