肌を綺麗に見せるために、ファンデーションは必須の化粧品です。しかし肌の「外側だけ」を綺麗に見せるだけで満足していませんか?最近、充実し始めているのが、プラセンタやヒアルロン酸といった美容成分をたっぷり配合したファンデーション=美容液ファンデーションです。肌の「外側」も「内側」も綺麗にしてみませんか?
美養ファンデーションと共に始めるハーブと美養講座
具体的な天然の美養成分について解説していきます。
今回は「ラベンダー」です。
学名は「Lavendula angustifolia」です。植性は南ヨーロッパ原産、シソ科の多年草植物で、高さ1m弱の常緑低木です。
葉は針形。腺毛があります。
7月頃、淡紫色の花が咲きます。鉢植え栽培も可能です。
採取は茎ごと花を取ります。
利用部分は花、葉です。
乾燥法は、茎を束ね、メッシュ袋に入れ自然乾燥させます。十分に乾いた花を集めます。市販品もあります。
浸出液は熱湯カップ1、ドライフラワー小さじ1/2の割合です。
利用法はクレンジング、卜二ック、ローション、入浴剤、うがい薬、安眠用(香り)です。
美養効果は炎症に効果があります。
学名は「洗う」の意で、昔から葉や花を入浴剤として使っていました。
ラベンダー油は石けん、ローションの香料として使われます。
ラベンダーは万能薬として、特に痛み、うずき、頭痛、リュウマチをやわらげる効果があります。
エリザベスT世はラベンダー・ジャムをたいへん好んだといわれています。ラベンダー油は花のついた枝を蒸留して採取します。
ラベンダーのフラワービネガーローションは、ヨーロッパでは、一千年の昔から人気があるローションです。
皮膚を冷やし、また洗顔すると皮膚をピリッとさせ、ツヤをよみがえらせるといわれています。
酢にラベンダーのドライハーブを漬け込み、2週間ねかせます。それに蒸留水を加え、混ぜ合わせます。もっと簡単に作るには、ラベンダーオイル(小さじ1/2)、リンゴ酢(500cc)、水(500cc)をよく混ぜ合わせます。
ラベンダーのリップクリームは唇をしっとりさせてくれます。エッセンスは香り高いですが、心地よい眠りにも誘ってくれます。
ラベンダーの安眠枕もあります。枕の中に大さじ2杯ぐらい小袋に入れて忍ばせておいたり、ラベンダーの匂い袋(ポプリ)を枕もとに置いておくと、よい眠りに誘われるといわれています。
病気のときや、いらいらしているとき、また夜泣きする赤ちゃんなどには効果があります。
ラベンダーのうがい水は、ラベンダーの花の浸出液を利用します。歯ぐきのケアに効果があります。
ラベンダーのクィックデオドラントもあります。ラベンダーの強い香りが、デオドラントとして、皮膚をクレンジングするばかりでなくツヤを保つ効果があります。
参考になさってください。
なお、このような天然の美養成分と同時に考えたいのが美養に貢献してくれるファンデーションの利用です。
最近ではプラセンタやコラーゲン、ヒアルロン酸などが配合された「美養ファンデーション」が販売されています。
メイクと同時にスキンケアができる仕組みで、合理的ですね。美養したいのなら、ぜひこうしたものも活用してみてはいかがでしょうか。
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