肌を綺麗に見せるために、ファンデーションは必須の化粧品です。しかし肌の「外側だけ」を綺麗に見せるだけで満足していませんか?最近、充実し始めているのが、プラセンタやヒアルロン酸といった美容成分をたっぷり配合したファンデーション=美容液ファンデーションです。肌の「外側」も「内側」も綺麗にしてみませんか?
美養ファンデーションと共に始めるハーブと美養講座
具体的な天然の美養成分について解説していきます。
今回は「キンセンカ」です。
学名はCalendula officinalisです。別名は卜ウキンセン、英名マリーゴールドです。
植性は南欧原産のキク科の一年生草です。草丈15〜50cm。葉と茎に軟毛があります。3〜5月(暖地栽培で12〜3月)、直径8cmぐらいのオレンジ色の花が咲きます。
観賞用として花屋に売られています。
採取は花をつみます。茎を根元から取ります。利用部分は花、茎、葉です。
乾燥法は、花は平たい網の上に並べ、自然乾燥させます。
葉と茎を束にし、逆さに吊るして自然乾燥させます。
アイローション、フェイシャルローション、ハンドクリームに使います。
美養効果は、静脈のにじみ出ている赤肌に効きます。発汗作用。しもやけ、湿疹にもよいです。
英名はマリーゴールドですが、わが国でいう同名の花は別種で、アフリカンマリーゴールドやフレンチマリーゴールドです。
浸出液はティーとしても飲用できます。
生理不順によいとされています。
キンセン力のローションはオイリースキンとドライスキン、どちらの肌にもなじみ、肌のキメをなめらかにします。
オイリースキンにはリンゴ酢を少々加えたり、ドライスキンにはオイルを少々加え、自分の肌向きに微調整してください。
浸出液をそのままローションとして使います。古くなってキンセンカのフレッシュな感じがなくなったら、残り全部を風呂に入れ、肌のしっとりするキンセンカバスを楽しみましょう。
このローションは、特に、皮脂の弱い方、吹き出物、傷、ヤケドの後の回復に効果的です。
目の疲れをいやすのに、ホウ酸液に数滴のキンセンカの花の浸出液を混ぜ入れ、目を洗浄するのもよいでしょう。
また、冷やした浸出液を綿パットに浸し、目を閉じて10分ぐらいたっぷりとパックすれば、目の疲れをとると同時に、目のまわりの皮膚のケアにも役立ちます。
キンセン力のフェイスパックは赤ら顔で肌荒れのひどいときに効果的です。
顔全体か、荒れて赤くなった部分に塗り、10〜15分間パックします。
ハチミツ、オートミルが皮膚をきれいにし、キンセンカが皮膚をおだやかにします。
パックの後は、ぬるま湯を浸した布でやさしく拭き取り、アストリンゼンで毛穴を閉じさせます。
参考になさってください。
なお、このような天然の美養成分と同時に考えたいのが美養に貢献してくれるファンデーションの利用です。
最近ではプラセンタやコラーゲン、ヒアルロン酸などが配合された「美養ファンデーション」が販売されています。
メイクと同時にスキンケアができる仕組みで、合理的ですね。美養したいのなら、ぜひこうしたものも活用してみてはいかがでしょうか。
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