肌を綺麗に見せるために、ファンデーションは必須の化粧品です。しかし肌の「外側だけ」を綺麗に見せるだけで満足していませんか?最近、充実し始めているのが、プラセンタやヒアルロン酸といった美容成分をたっぷり配合したファンデーション=美容液ファンデーションです。肌の「外側」も「内側」も綺麗にしてみませんか?
美養ファンデーションと共に始めるハーブと美養講座
具体的な天然の美養成分について解説していきます。
今回は「フェンネル」です。
学名は「Foeniculum vulgare」で、和名はウイキョウです。
植生は地中海原産の宿根性の多年草です。枝分かれして草丈1〜2mになります。葉は細く羽根状に分かれます。
7〜8月頃、茎先にカサの形の黄色い小さな花を咲かせます。
栽培するには、日当たりと水はけのよいやせ地を選びます。4月頃、種をまきます。
採取は8月頃、実が熟する直前、茎ごと葉を取ります。
利用部分は葉と実です。
乾燥法は、葉は束ねて逆さに吊るし、自然乾燥。実は紙の上に平らにおき、陰干しします。
浸出液は熱湯カップ1、ドライハーブ大さじ1の割合です。
利用法はスキンケアローシヨン、入浴剤、スチーミングです。
美養効果は、傷んだ皮膚の回復、若がえりです。目の炎症にも効きます。
入浴剤として保温効果があります。あかぎれの手にもよいです。
ヨーロッパではフェンネルのハーブティーがやせるために飲用されることがあります。フェンネルのことをギリシャ語でマラトロンというが、それには「やせつつ育つ」という意味が含まれています。
葉と実は料理のスパイスとして、特に魚料理にはよく合います。また菓子やパンの風味づけにも利用されます。
害虫駆除にもフェンネルは効果があります。
フェンネルによるスチーミングは皮膚にたまった不純物を除去する効果があります。また、傷の治療用にもよいようです。
洗面器にフェンネルのドライハーブを入れ、熱湯を注ぎ、スチーミングします。顔や手などに、スチームが充分に行きわたるように、タオルでおおって、スチームが外に逃げないように心がけましょう。
フェンネルのハンドケアローションは荒れ性の肌、あかぎれなどの手入れに適しています。ほてりを取る効果もあるため日焼けの後のケアにも最適です。
フェンネルの洗眼液は目のリフレッシュに最適です。
参考になさってください。
なお、このような天然の美養成分と同時に考えたいのが美養に貢献してくれるファンデーションの利用です。
最近ではプラセンタやコラーゲン、ヒアルロン酸などが配合された「美養ファンデーション」が販売されています。
メイクと同時にスキンケアができる仕組みで、合理的ですね。美養したいのなら、ぜひこうしたものも活用してみてはいかがでしょうか。
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